療育日誌

繰り返し経験をする

2018/06/04

子ども達は経験を繰り返していく中で学んでいきます。製作遊びで紙皿にタンポで色をつけ、うちわを作りました。今回は、二色の絵の具を使って行いました。使用する色が増え、色が混ざる様子を見ながらタンポを行います。少しだけ変化しつつも、『タンポを使う』といった同じ動作を取り入れると、経験しているからこそ、子ども達も何をするのか見通しを持つことができ、手元をよく見ながら、意欲的にタンポで遊ぶことができたのでしょう。紙皿にタンポをした際、線のような模様や、色が重なり、紙皿いっぱいに色や模様が広がる様子に夢中になり、集中して取り組む姿がみられました。繰り返して行い、経験を積み重ねていく事で、あじさい作りをした時にお話しました、タンポをする時に手元を見る力が、身の回りの事ができるようになる為に必要な基礎を作っていき、子ども達の身についていくのでしょうね。(療育広場 ぱっそ)