療育日誌
先生、あそぼう2
2018/02/21
前回に引き続き、先生とお子さんとの遊びについてのお話です。ちょっぴりアクロバティックな遊びを楽しんでいます。お子さんは、先生の前方から抱きつき、先生の肩から背中にかけて前かがみになっていきました。先生は、お子さんが頭から落ちないように、しっかりとお子さんの足首を持っています。お子さんにとっては、さかさまの姿勢です。普段は頭が上で足が下の姿勢でいますから、この姿勢はある意味非日常の経験です。見える景色が違います。いつもは足で支えている体重を、体の他の部位に感じます。普段は床に接地している足が、宙に浮いています。先生の肩や背中は丸いので、バランスをうまくとらないと落ちてしまいます。道具も何もいらない遊びの中で、子どもの体にはこれだけの変化が生じています。リトミックやサーキット等の運動遊びも大切ですが、自由遊びでの関わり遊びも同じように大切です。(療育広場 ぱっそ)