「おにはそと！」

「おにはそと！」鬼の形を折り紙製作する前に、ペープサートで導入している様子です。怖い鬼ではなく、風邪をひかせる鬼や、泣き虫鬼、くいしんぼう鬼などが出てきます。子どもたちは、豆を持っていないのに投げる手の振りも上手で、鬼を退治する魔法の言葉を大きな声で叫んでいます。（退治したい気持ちが声と身体にあらわれていますね。）この時期、節分の行事も多く、なんだか分からないけれど『鬼』という怖い存在がいて、『鬼』と聞くだけで翻弄されてしまう子もいます。子どもたちの心は繊細で、過敏に反応する子もいますので、気をつけて対応していく必要があります。むやみに怖がらせるのではなく、心の中のいろんな葛藤・弱いところに気付かせてあげる良い機会だと捉え、子どもたちと一緒に魔法の言葉を唱えて心穏やかに、春を迎えたいと思います。（ぱっそ　並行通園部）