療育日誌

自由遊び(積木2)

2018/01/06

積木遊び…初めは大人と一緒に遊び、楽しさを共有し遊び方を覚えます。その後、大人の手を借りずに自分で積んだり並べたりして遊ぶようになります。それから、お子さんの中で物と言葉が結び付いて、頭で色々な事をイメージできるようになると、それを形で表すようになります。このお子さんが作っている物…汽車なのです。新幹線や電車ではありません。積木を積んである部分は煙突でしょうか。長くつなげてあるという事は、車両がたくさん連結されているのでしょう。この後、半円のパーツは側面につけていましたから、車輪に見立てたのかもしれません。「シュッシュッ、ポッポ」と言いながら遊んでいましたから、頭の中では、この汽車は煙をはいて走っていたのでしょうね。思いきり褒めたい場面でしたが、お子さんが頭の中で展開しているストーリーを壊さないように、あえてそっと見守りつつ、子どもの発達や表現力ってすてきだな…と感じました。(療育広場 ぱっそ)