療育日誌

よじのぼる

2017/08/28

サーキット遊びをしました。今日は、園長先生が作った木製の斜面台を使って「斜面をのぼる」事に挑戦です。この斜面台は、高さ52㎝、角度が30度ほどありますから、ぱっその小さい子ども達にはちょっとした山に感じられるかもしれません。この山の頂に到達するためには、斜面を滑り落ちないように両手両足に力を入れてふんばって、体幹をしっかり支えながら、手足を交互に動かして進まなければなりません。体のどこに力を入れて、体の重心をどんなふうに移動させ、手足をどのタイミングで動かし、どこを見て進めばよいか、子ども達は頭も体もフル回転させて挑んでいる事でしょう。入園当初はうまくバランスがとれなかったり、高さや角度が怖くて取り組む事が難しかった子も、繰り返し挑戦する事で体の使い方を覚えて上手にのぼれるようになります。自分の体をコントロールする力は、集団生活での行動をコントロールする力につながります。(療育広場 ぱっそ)